シャルトリューズ。の黒。
シャルトリューズというお酒が好きで、バーに行くと良く頼みます。
薬草の香りがするとても強いリキュールなんですが、
色んなハーブの香りが混じっていて好きな人はとことん好きな味だと思います。
このシャルトリューズというお酒、
ヴェール(緑)とジョーヌ(黄)の2種類が一般的なんですが、
通常よりも長く熟成させた「VEP」という高級品もあります。
また度数が71度もある「エリクシルヴェジュタル」というものもありまして、
これは上記2種類よりも昔の製法で作られるとのこと。
小さな木の小瓶にボトルが入っていて可愛いんですよ。
ちなみに「エリクシル」とは英語にすると「エリクサー」。
そう、ゲーム「ファイナルファンタジー」にも登場するあのエリクサーです。
シャルトリューズはかなり強力なハーブの香りがするので、
あれがエリクサーですと言われても納得しちゃうものがありますね(笑)。
【スパイシー、ミント風味に富んだ薬草系リキュール】シャトリューズ ヴェール 緑【700ml/55%】 |
これがシャルトリューズ・ヴェール。
綺麗な緑色をしていて、度数はジョーヌより高めです。
また味の方もジョーヌより数段インパクトが強く、初めて飲む人には
「なんだこれ?モンダミン?」
と言われてしまうかもしれません(^_^;)
個人的には次に紹介するジョーヌよりもこちらのヴェールの方が好きですね。
リキュールグラスに注ぐだけでふわりと複雑なハーブの香り。
ちょっとスパイシーに感じるくらいの香りがします。
これがまた、沢山飲んでいる時でも心がほっとするような香りなんですよ。
度数は55度もあるのでグイグイ飲めるお酒ではありませんが。
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そしてこちらがシャルトリューズ・ジョーヌ。
ヴェールとは対照的に、鮮やかな黄色をしています。
香りはヴェールに比べ(複雑ながら)穏やかで、蜂蜜のような甘みがあります。
薬草系リキュールに慣れていない方はこちらの方がお勧めかなと。
度数はヴェールより少し低めの40度。
そのまま飲んでも美味しいですが、ちょっといいレストランなどに行くと
製菓材料にこのシャルトリューズ・ジョーヌを使っているところもありますね。
薬草系リキュール特有の複雑な香りに優しい甘みを備えているので、
ジョーヌのグラニテ(シャーベット)が肉料理の前に出されたりします。
薬草の香りで口の中をさっぱりさせて、がっつりした肉料理に挑むわけです。
(名前が長くて舌噛みそうですね…)
ご覧の通り木箱に入っていて、中に小さいボトルが入っています。
上の写真のリンク先は71度のものではなく69度のものですね。
味や香りはヴェールに近いですが、強烈かつ鮮烈です。
度数も高いので、スプーンに乗せた角砂糖に染み込ませて少しずつ飲む、
という味わい方が一般的。食後酒としてゆっくり楽しむ感じです。
さて、このシャルトリューズ。
昔のものになればなるほどより複雑な香りと味になります。
自分は都内のとあるバーで、たまたま第2次大戦前に作られた
シャルトリューズを飲む機会に恵まれたのですが、
まるでカレーのスパイスに使われるクミンのような香りがあって、
とても印象的でした。
何十年も経っているにも関わらず、グラスに顔を近づけると凄い香り。
プロではないので、この時飲んだシャルトリューズの味を表現する術を
持っていないのが残念ですが、これは今まで飲んだお酒の中でもトップクラスに
美味しく、思い出に残るものでした。
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ちなみに、シャルトリューズがまだヴェールとジョーヌに分かれていない、
1605年当時の味を再現した「シャルトリューズ 1605」というものもあります。
これは既に販売終了していてなかなか手に入らないので、
興味のある方はぜひ試してみてください。
上の写真のリンク先のお店ではまだ在庫があるようでした。
他のお店ではほぼ売り切れでしたので、希少なお酒になりそうですね。
ちなみに、シャルトリューズには1919年に瓶詰めされた「黒」が存在するそうです。
仏語だと黒は「ノワール」でしたっけ?
果たしてショットで1杯何万円するんでしょうか…
願わくば瓶だけでも見てみたいものです。
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引っ越し先はまだ荷物が片付いていないような状態ですが、
これからも鋭意制作していきますので、引き続きご愛読の程よろしくお願いいたします。