日本で最もヤマシギをさばいているフレンチ?広尾の「マノワ」で食べるジビエはどれも外れの無い美味しさ!
以前にも紹介した東京広尾のフレンチレストラン「マノワ」。
前回の記事ではこちらのお店の雰囲気をお伝えしましたが、
今回はお料理についてクローズアップしていこうと思います。
今回は「ヤマシギ」。フランスではベカスやベキャスと呼ばれ、
非常に珍重されるジビエの中でも王に近い存在です。
ちなみに価格はヨーロッパからの仕入れで約5,000円…!
仕入れ値で、ですよ。
お店で食べたら一体いくらするのやら…
と、つい心配してしまいそうになりますが、
ここ「マノワ」ではそんな貴重なヤマシギを大変リーズナブルな
価格で楽しむことができるんです。
個人的には「これ、ほぼ原価なんじゃ…?」と思ってしまうのですが、
オーナーのNさんいわく
「少しでもフランス料理の美味しさ、
ジビエという魅力的な食材の味わいを知ってほしいから、
このような価格で提供させていただいています」
とのことでした。
う~ん、嬉しい話です。
特に鈴木は東京へは殆ど出張でしか行かないので、
単独で食事することが多いんですよね。
親戚がいるので一緒に食べたりすることはあるんですが、
フレンチとなると結構気軽には誘いにくいですし。
おっとと、話がずれました。
そんな「マノワ」のベキャス料理ですが…
オーソドックスにロティ(ロースト)し、内蔵とガラを使って
作ったサルミソースを添えた一皿です。
ヤマシギのローストというとドロリとした濃厚なソースを
皿いっぱいに流すパターンをよく見かけるのですが、
こちらはソースに過度な装飾を加えず、ヤマシギから出るジュ(肉汁)
の風味をしっかり活かした、優しくも滋味溢れる一皿に仕上がっています。
いい意味で正面突破!という感じがして、これはフレンチが初めてな人にも、
美味しいと感じてもらえるだろうな~と嬉しく思いました。
ちなみに、内臓はピュレにして一部をバゲットに塗り、
カリッと焼いて添えてあります。これがまたウマいんだ…!
ヤマシギに合わせたお酒はフランス、北ローヌのシラー。
「クローズ・エルミタージュ・レ・ジャレ」です。
スパイシーな味わいが特徴的なヤマシギの風味にぴったり!
う~ん、これ美味しいです。ぜひ飲んでみてほしい。
フランス、北ローヌのシラー。飲んだら惚れるワインです。クローズ・エルミタージュ・レ・ジャ... |
そしてこれは攻めのマリアージュ!といった趣ですね。
お互い強い個性があるのにしっくり合うのが不思議。
オーナーのNさんはソムリエ資格も持っているので、
どんな料理にはどんなお酒を合わせるべきか、
しっかり考えてワインを出してくれるのも嬉しいです。
何度行っても一定以上の水準の料理を食べさせてくれるので、
鈴木としてはとても使い勝手の良いお店です。
「マノワ」よりディープでクラシックなフレンチを出すお店は
沢山ありますが、汎用性という意味ではこちらは最高クラスだと思いますね。
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