ジビエと一緒に濃厚な「黒ワイン」を楽しみたいならやっぱりカオール!「シャトー・ピネレ 2008」!
鈴木は狩猟をするので、10月に入ると俄然ワクワクしてきます。
というわけで、今回はジビエ(狩猟鳥獣)に合うワインをご紹介。
フランス南西地方、カオールのシャトー・ピネレです!
カオールとはまたマニアックな…とお思いの方もいることでしょう。
そして鈴木もそれには全く異を唱えるつもりはございません(笑)。
カオール・マルベック[2011]/シャトー・ピネレ |
実際「黒ワイン」「カオールの黒」と呼ばれるだけあって、
とびきりタンニンが強くて生硬な印象のワインです。
ただ、これが血の香りが漂うようなジビエにはよく合うんですよ!
(ちなみに近年ラベルが変わったようです)
というわけで、今回は真冬の雪の中を行軍して獲ってきた
エゾヒヨドリ(↓)がワインのおつまみです。
ど~です?この脂の乗り!
本州で2月頃に獲れる、みかんを山ほど食べたヒヨドリには
さすがにかないませんが、それでもマイナス20度以上になる
北国でたくましく生きてきた野鳥です。そのお味は折り紙付き!
お腹を抜いてがっっっつり塩胡椒してローストするだけで、
すんばらしいワインのあてになります。
手が汚れるのが玉に瑕ですが、まぁそれも含めてこの時期の楽しみ。
ちなみにカオールのワインはどれも手頃な値段のものが多く、
そして探してみると意外に種類が多いので濃いワイン好きにはお勧めです。
今回紹介したピネレはいかにもな感じのカオールですが、
鈴木がカオール苦手!という方にお勧めしたいのがこちら。
シモン・ビュッセーのカオールです!
ポリチネル[2012]シモン・ビュッセー |
カオールと言えば「濃い・渋い・飲みにくい」の三拍子ですが、
「シモン・ビュッセー 」が作るカオールはそれらとは一線を画すバランス感。
この「ポリチネル」はマルベック60%、メルロ40%ですが…
VdF ピュール・コ[2011]シモン・ビュッセー |
こちらの「VdF ピュール・コ」は100%マルベック!!
であるにも関わらず、濃厚でありながら繊細なんですよ。
ただ濃いだけではなくじっくり噛み締めながら味わいたくなる、
なんともいえない複雑な旨みがあります。
オリジネル[2012]シモン・ビュッセー |
以前はもうちょっと価格が抑え目だった気がするんですが、
いやいや、品質に価格が追いついてきたという感じですかね。
この3種類はお勧めですよ~ぜひ飲んでみてください!
ちっと価格は高めですが、それだけの価値はある逸品です。
ちなみに鈴木はただただ濃い昔ながらのカオールも、
趣があって結構好きです(笑)。なのでピネレも載せちゃいました。
いつも当ブログを読んでくださっている皆様へ、ブログお引越しのおしらせです。
当ブログのURLが変わります。
新しいURLは
http://taberunomuasobu.blog.jp/
携帯電話の方は
http://taberunomuasobu.m.blog.jp/
になります。
ブログ開設からまだ日も短い中、唐突な引っ越しの連絡に「えー(´・ω・`)」と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、これから更新頻度を上げていきたいと考える中、更新する際の操作性や自由度等を考慮し、早い段階で引っ越しした方がいいんじゃないかという結論に至りました。
引っ越し先はまだ荷物が片付いていないような状態ですが、
これからも鋭意制作していきますので、引き続きご愛読の程よろしくお願いいたします。