食べる・飲む・遊ぶ・学ぶ・ぶろぐ

毎日の楽しい事、好きな事、自分の事を発信!

地味ながらも島根らしさを感じる日本酒「国暉(こっき)」。

獺祭(だっさい)」や「十四代」など、フルーティで香り高く、

かつ最初の舌触りに甘みを感じる日本酒が流行る中、

決して派手ではないものの、安定した酒質を保っているのが

島根県松江市の「国暉(こっき)酒造」。

 

f:id:taberunomuasobu:20150924230329j:plain

 

島根県鳥取県は割と酒質的に似ている蔵が多く、

どちらかというと濃い味で、口に含むとガツンと来るお酒が多いです。

特に「強力(ごうりき)米」を使っているお酒はその傾向が強いですね。

松江市の酒蔵の中で最も有名なのは「李白酒造」だと思いますが、

こちらのお酒もなかなかパンチが強いものが多いです。

 

f:id:taberunomuasobu:20150924230344j:plain

 

そんなお酒が多い中、飛び抜けて個性が強いわけでもなく、

かといって「う~ん?」と思うほどまずいわけでもない、

地味ながらも昔ながらの日本酒好きが「あぁ、美味いねぇ…」と、

思わずため息混じりに言ってしまいそうなのが「国暉」のお酒。

 

f:id:taberunomuasobu:20150924230358j:plain

 

あえて上のランク(大吟醸純米大吟醸)を買うのではなく、

本醸造(または純米)と地元ならではのおつまみを買って、

旅館の一室でちびちびやりながら旅情に浸ってほしい、

そんな郷愁を誘う、なんだか懐かしい味のお酒でした。

 

 

ちなみにこちらの蔵はほとんど活性炭を使っていないそうです。

(これを使うと酒が透明になるんですが、逆に旨味成分は少なくなります)

 

 

もちろん華やかな香りが魅力の大吟醸もありますし、

とても高級感ある味わいでオススメではあります。

ただ、やはり価格が高いですし、なんとなくこの蔵の魅力をしっかり

伝えるなら普通酒本醸造純米酒あたりがいいかなぁと思いました。

 

f:id:taberunomuasobu:20150924230510j:plain

 

山陰地方特有の「あごちくわ(トビウオのちくわ)」をつまみに、

国暉のお酒を一杯、なんて最高に旅気分を味わえると思います。

島根に旅行をされた方はぜひ試してみてください。

 

「あ~、懐かしい…」

 

と当時の気分を思い出せるはずです。

 

 

いつも当ブログを読んでくださっている皆様へ、ブログお引越しのおしらせです。

 

当ブログのURLが変わります。

新しいURLは

http://taberunomuasobu.blog.jp/

 

携帯電話の方は

http://taberunomuasobu.m.blog.jp/

 

になります。

ブログ開設からまだ日も短い中、唐突な引っ越しの連絡に「えー(´・ω・`)」と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、これから更新頻度を上げていきたいと考える中、更新する際の操作性や自由度等を考慮し、早い段階で引っ越しした方がいいんじゃないかという結論に至りました。

引っ越し先はまだ荷物が片付いていないような状態ですが、

これからも鋭意制作していきますので、引き続きご愛読の程よろしくお願いいたします。