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道東トップクラスのオーベルジュ!「チミケップホテル」のディナーはこんな感じです(ただちょっと情報古いです)!

北の大地の東のはずれ。

その山奥にある湖のほとりに、

ひっそりたたずむ一軒のホテル。

 

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それが

チミケップホテル

です。

 

秘境中の秘境にあるホテルとして名高く、

一部の旅慣れた方々には大変人気の高いホテルですが、

道東地方でもそれほどメジャーではない津別町にあるということ、

そして車でなければ行くことのできない(実は送迎あるんですけどね)

アクセスの困難さが「秘境感」「隠れ家感」を高めています。

 

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今回はそんな「チミケップホテル」のディナーをご紹介。

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鈴木が行った当時(2010年)とはシェフが変わっているようですし、

クリスマスディナーなので通常のディナーメニューとは

異なる部分もあるかと思いますが、雰囲気は楽しんで頂けるかなと。

 

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地元民なので逆にそう頻繁には行かないんですよね。

むしろちょっと離れた「ヘイゼルグラウスマナー」の方が、

地元民からするとイベント感があるので…

また行ったら記事を書きますのでご容赦のほどを。

 

 

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「網走産メンメ(キンキ)のミキュイ すだちエーグルドゥーと梅ジュレ」

メンメの火の通し方が絶妙…!

盛り付けがお洒落で見た目は華やかなんですが、

味に関しては実直で小細工が無いですね。

ただ、彩りにあしらった粒々の海草ビーンズ

(のようなもの)はいらなかったかな。

 

 

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「佐呂間産カキの香草バターグラティネ サラダ添え」

グラティネとは要するにグラタンのことです。

佐呂間湖の牡蠣は小ぶりなんですが旨みがギュッと詰まっているので、

グラタンのような調理法にはとても適していると思います。

そして付け合わせのサラダが美味い…!

シンプルなグリーンサラダですが、オイルがいいんでしょうね。

香りが素晴らしかったです。

 

 

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「北見産ゴボウと東藻琴産長イモのポタージュ パイ包み」

すみません、パイに包まれた状態しか写真に収めていませんでした。

不覚…

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ゴボウと長イモだと結構田舎臭い味になりそうな気がしますが、

どちらも素材の風味はしっかりあるものの飲み口が軽やか!

う~む、これはレストランの料理だなと実感しました。

 

 

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「網走産真タラのブイヤベース 地中海風」

本当に道産素材、しかも可能な限り近場の素材にこだわりますね。

真タラは軽く皮目をポワレしているので香ばしさが加わっており、

元々複雑な風味のブイヤベースが更にパワーアップしてます。

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クリスマスディナーって結構おざなりなメニューが多い気がするんですけど、

(何もしなくても客が入りますから)

ここは通常のディナー以上に気合入っているのでは?と思うくらい、

しっかりした料理の連発でした。

 

 

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「平取産和牛ヒレ肉 ペリグーソース」

アイヌ文化博物館で有名な平取町の和牛です。

道内では結構有名で、和牛祭りなんてのも平取町で主催してますね。

しっとり滑らかで美味しいヒレでした。

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ソース・ペリグーは牛のダシとマディラワインを煮詰め、

トリュフで風味付けした割とクラシックなソースです。

トリュフの香りはそこそこでしたが、ダシがしっかりしていたので

美味しく頂けました。当然赤ワインを合わせます。

 

 

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「斜里産ジャガイモと津別産チーズのアリゴ

アリゴ…!!

フランスの郷土料理です。

マッシュポテトとチーズや生クリームを混ぜ合わせ、

長く伸びるくらいになれば出来上がり、というやつなんですが、

かなりマニアックな料理ですよ…。

まさかこの僻地で見るとは思いませんでした。

やはり本州からのグルメなお客様が多いのでしょうかね。

この夜は老齢の祖父母のお誘いだったのですが、

祖父母はとてもこのアリゴを気に入ったようでした。

食べやすくてコクがあって美味しいですもんね。

 

 

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「ガトーショコラ カスタードクリーム」

まずいわけがない組み合わせです(笑)。

クラシックなデザートの後は…

 

 

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アセロラゼリー 洋ナシエスプーマ」

と、一転して今風に。

ま、エスプーマは最近当たり前になってきてますが、

この写真を撮ったのはもう何年も前なので…

 

 

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食後に美味しい珈琲を頂き、

プレゼントに小菓子とメモ帳まで頂いちゃいました。

このホテルのいいところは、アットホームなところなんですよね。

 

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秘境の地にあるからこそ、

人と人とのふれあいを大事にしているんだな~と感じます。

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足の悪い祖父と一緒だったんですが、

最後までフォローして頂き大感謝でした。

 

とってもいいホテルです。

ぜひ泊まってみてくださいね。 

 

 

これまで書いてきたチミケップホテル関連の記事はこちら。

 

  「まさに北海道の秘境!!誰もいない、何もない、音も聞こえない…

    そんな世界を楽しむなら道東の「チミケップホテル」がオススメ!

 

  道東トップクラスのオーベルジュ!「チミケップホテル」のディナーは

    こんな感じです(ただちょっと情報古いです)!

 

  道東の隠れ家オーベルジュ「チミケップホテル」周辺では

    ワカサギ釣りも楽しめます!

 

  「道東屈指のオーベルジュ「チミケップホテル」の周辺の風景は

   こんな感じです!素晴らしい景色が楽しめますよ!

 

非日常を体験できる、とってもいいホテルです。

ぜひ泊まってみてくださいね。

 

 

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引っ越し先はまだ荷物が片付いていないような状態ですが、

これからも鋭意制作していきますので、引き続きご愛読の程よろしくお願いいたします。