濃厚!とまではいかないけど濃い系が多い「篠峯」から、今回は「雄山錦 夏色生酒」。
奈良県の酒蔵「千代酒造」が醸すのが「篠峯」。
どちらかというとこの蔵は濃い味の酒が多く、
口に含むとバーンと色んな味が一気に広がるタイプです。
今回紹介する「雄山錦 夏色生酒」も、夏のお酒と呼ぶには少々濃い感じでした。
冬に味噌仕立ての濃い味の鍋を囲みながら、みんなでチビチビ飲る…
夏にグイグイ飲むお酒というより、そんなイメージを自分は受けましたね。
まず「雄山錦」とは米の名前です。
実はこれ初耳の酒米でした。濃い目の味とその名前から
「雄町(これまた濃いお酒ができやすい酒米)」
と掛け合わせてるのかな?と思ったんですが、
実際はひだほまれと秋田酒33号という酒米のかけあわせとのこと。
あ~、なるほど。
この「ひだほまれ」という酒米もまた濃い酒ができるんですよ…
全部が全部というわけではないですが、最近流行っている「射美」を筆頭に、
「ひだほまれ」を使っているお酒は味の密度の濃い酒が多いです。
そんな経緯もあってか、この「篠峯 雄山錦 夏色生酒」、
口の中に長時間含まず飲み込んでも結構後味が残ります。
すぐにキレるというよりは割と甘みを含んだ旨みが残るので、
淡麗辛口志向の方とは相容れないと思います。
ただ、甘みや旨みの強い酒をちびちびじっくり飲みたい…
という方には向いていると思います。
千代酒造さんは商品ラインナップが豊富なので、
(とはいえ、どれも結構濃いタイプです)
そういうのが好きな方は最も合うものを探してみるのもいいかと思います。
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